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本日は12/2(土)より発売を開始する写真家 深瀬昌久氏による写真集をご紹介致します。
 
 
深瀬昌久 / Masahisa Fukase
 
1934年、北海道中川郡美深町にて生まれる。
1956年、日本大学芸術学部写真学科卒業。
日本デザインセンター、河出書房などの勤務を経て1968年、フリーランスとなる。
主な写真集として、『遊戯』(中央公論社、1971年)、『洋子』(朝日ソノラマ、1978年)、『鴉』(蒼穹舎、1986年)など。
主なグループ展として、「New Japanese Photography」展(ニューヨーク近代美術館、1974年)、
「Black Sun: The Eyes of Four」展(オックスフォード近代美術館、1985年)、「By Night」展(カルティエ現代美術館、1996年)、「OUT OF JAPAN」展(ヴィクトリア&アルバート美術館、2002年)など。
その他個展多数開催。
主な受賞として、1976年個展「烏」で第2回伊奈信男賞、1992年第8回東川賞特別賞など。
2012年、没。
 

 
2015年には渋谷ディーゼルギャラリーにてexhibition : 救いようのないエゴイスト 深瀬昌久 – MASAHISA FUKASEが行なわれました。
その時の深瀬氏について文章をこちらでもご紹介させて頂きます。
 
 
1974年、ニューヨーク近代美術館(MoMA)において日本の写真家を世界に初めて紹介した写真展『New Japanese Photography』が開催されました。
土門拳や東松照明、奈良原一高、森山大道といった近代日本写真の第一人者らが一堂に会するなか、
妻・洋子の写真を展示したことで話題を呼んだのが深瀬昌久でした。
 
深瀬の写真とは、妻や家族、あるいはカラス、猫など、身近なモチーフにレンズを向けながらも、
「自分とは何者か?」という問いを追い求めるものでした。
「いつも愛する者を、写真を写すという名目で巻き添えにし、私も含めて誰も幸せにできなかった。
写真を撮るのは楽しいか?」と自らの過去を振り返ると共に、
「すべてをやめたいと思いつつ写真するぼくの作業は、
いま生きていることへの復讐劇かもしれない」という言葉を遺している深瀬。
写真の先にあるものを暴く行為がそのまま自分自身の生死に直結する——、
そんな焦燥感と寂寥が彼を表現の挑戦者として奮い立たせたのかもしれません。
 
1985年には、オックスフォード近代美術館(英)において
『Black Sun: The Eyes of Four』という題名の下、東松照明、細江英公、森山大道との四人展を開催。
またヴィクトリア&アルバート美術館(英)やカルティエ現代美術館(仏)といった
世界の名だたる美術館での展覧会に参加するなど、
名実ともに日本の写真界を牽引する写真家の一人として知られます。
1974年に開設された「WORKSHOP写真学校」では、
東松照明や森山大道、荒木経惟らと共に講師を務め、若手写真家の育成に力を尽くしました。
 
還暦を目前にした1992年6月、行きつけのバーの階段から不慮の転落、脳に重度の障害を受けます。
写真との対峙に酷なほどのめり込んだ末、
誰もが想像しない形で作家活動を閉ざすことになった深瀬は、
ついに再起を遂げることなく2012年に他界。
深瀬が遺したものは今なお謎めき、色褪せることのない魅力を放ちます。
(DIESEL GALLERYサイトより)
 
 
また先日、原宿・VACANTにて行われたトークイベント「RAVENS / 鴉 – 鴉の秘密、アーカイブスの謎
by Tomo Kosuga(Masahisa Fukase Archives)x Ryuichi Kaneko(Photography Historian)」
の記事もtwelvebooksサイト内に掲載されていますので是非ご覧下さいませ。
twelvebooks
 
今回入荷する深瀬昌久氏の写真集は3タイトル。

どれも写真家 深瀬昌久の作風が良く分かる写真集ばかりです。
 

【鴉 / RAVENS】深瀬昌久 / Masahisa Fukase ¥10,000-(w/o tax)
 
日本人写真家、深瀬昌久の作品集。
写真という媒体の歴史の中で最も重要な写真集の一つとしていつの時代にも
高く評価されてきた写真家・深瀬昌久の『鴉』は、1986年に初版が刊行され、
その後、2度復刻されているが、いずれも限定部数での発行だったこともあり、
直ちに完売となっている。
今回の復刻版では、初版のレイアウトやデザインを踏襲しつつ、
新たに深瀬昌久アーカイブスのトモ・コスガによるテキストを収録。
近年、トモ・コスガによって発見された深瀬の未発表作品やドローイングを多数引用しながら、
知られざる深瀬昌久の作品と人生の交差を読み解く。記憶に残る名作である本シリーズは、
深瀬が妻との別離を起因とした悲しみに暮れながら故郷に向かった旅を出発点とし、
1976年から1986年にかけて撮影された。北海道の海岸沿いの景色を背景に、
深瀬はどこか寂寥の気配を漂わせる鴉の群れを幽玄な写真に収めている。
 
深瀬昌久の作品『鴉』は、オリジナル版写真集の発刊から三十余年が経った現在、
写真史における決定的な作品群のひとつに数えられると同時に、
写真集の分野においても最高峰と評されている。
しかし賞賛の数々と時の経過によって覆い隠され、置き去りになっていることがある。
それは、深瀬がなぜ鴉というモチーフに執着したのか、
という根本的な疑問を説明づける興味深い事実の断片だ。
この鴉というモチーフは、彼が生涯を通して耐え続けた実存的苦悩と寂寥を反映したものであるというだけでなく、
芸術の名の下において鴉に自身を重ね合わせることで寂寥を増幅させ、
果てには狂気に満ちた芸術的表現へと陥らせるものであった。
1992年、深瀬は行きつけのバーの階段から転落する。
この後遺症によって自らの意識を彷徨わせることとなり、
医学的に見ても孤立した状態を以後二十年間にわたって続けた。
深瀬は自らが手にしたカメラによって囚われた一羽の鴉となり、
その最も代表的な写真集の表紙に宿ることで不滅の存在となったのだ。
– トモ・コスガ(収録エッセイ「孤独の叫び」より抜粋)
 

【Hibi】深瀬昌久 / Masahisa Fukase ¥7,500-(w/o tax)
 
「ヒビ」は深瀬昌久の最終作のひとつである。
1990年から1992年にかけて日々の道すがら地面の亀裂を撮影したものをプリントに焼き、自ら一枚一枚を着色した。
そして1992年2月、ニコンサロンにて開催された個展「私景’92」にて、
このほかの作品シリーズ「私景」「ブクブク」「ベロベロ」と共に公開。
その4ヵ月後、新宿ゴールデン街の階段から転落、脳に障害を受けたことから作家人生を閉じた。
 

【Afterword】深瀬昌久 / Masahisa Fukase | 2nd edition[flotsambook_k] ¥4,500-(w/o tax)
 
日本の写真家 深瀬昌久(Masahisa Fukase)の写真集「Afterword」。
「Afterword」は1978年に青年書館より出版された「サスケ!!いとしき猫よ」の
巻末のあとがき「サスケ日誌」に使用されている写真から構成されている。
手札サイズの印画紙原稿には深瀬自身による指示やナンバーリングが書きこまれている。
 
 
こちら全て12/2(土)より発売開始となっております。
 
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。

 

 

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